第30回KYOのあけぼのフェスティバル2018
月 日:平成30年10月20日(土)
時 間:10:00~15:00
場 所:京都テルサ
内 容:
第30回KYOのあけぼのフェスティバル2018は、「女性がつなぐ文化と伝統 新しい京都に」をテーマに開催されました。京都市内の大学生を中心とした京都学生祭典から生まれた「京炎そでふれ!普及チーム」は、京都らしい曲・振り・衣装をもとに、四竹を手に持って踊る踊りで、学生の燃えるような想いを京都から全国に発信したいと願いが込められており、エネルギッシュな演技でオープニングを飾りました。
京都府あけぼの賞表彰式は、男女共同参画による豊かな地域社会の創造に向けて、女性の一層の能力発揮を図るため、各分野での功績の著しい女性やグループを顕彰するもので、今年度は企業家の桑村綾さん、塗師の中村宗哲さん、京都大学こころの未来研究センターの吉川左紀子さん、京小町踊り子隊プロジェクト、京都女性スポーツの会がそれぞれ表彰されました。
また、京都府あけぼの賞30回記念特別賞は、男女共同参画の推進その他の分野において、長年にわたる活躍や業績等で顕著な功績が認められる方を顕彰するもので、企業家であり、元京都府公安委員会委員長の瀧静子さんと吉田忠嗣さんが表彰されました。受賞された皆様のお姿から熱い想いと邁進するエネルギーが会場内を包み、やり通す勇気やパワーを頂きました。
30周年記念シンポジウムでは、村上祐子さんの司会進行により、(株)菊の井の村田吉弘さん、よしもと興行のタレントで京都府文化観光大使の今くるよさん、西脇隆俊京都府知事が登壇され、明るく楽しい雰囲気の中、京都の強みを感じ取れる勢いのあるお話しに引き込まれました。
午後からは「海外研修KYOのあけぼの会」の「活躍する女性を目指す京都とパリ」と題するワークショップが開催されました。岡野路子さんの司会進行で、田中田鶴子会長の挨拶に始まり、自主研修発表と続きました。まず初めの発表は梅谷康子さんの「京都・パリ友情盟約締結60周年記念事業」について、次は、藤田美代子さんの「京都・パリ商工会議所友好協定締結30周年」、そして女性化学協会との交流会の「社会が支える女性の活躍」を木下恵子さん、「地域コミュニティのあり方」を奥谷かをるさんが発表されました。最後に「ウィメンズと経済、社会のフォーラムとの交流会」として西村温子さんの発表がありました。
他の会場でもワークショップやあけぼのバザール、ミニライブコンサートなど活気に満ちた様々な催しがあり、「女性がつなぐ文化と伝統 新しい京都に」のテーマの発信を受けとめる有意義な時間となりました。
【参加者:23名(うち事務局2名)】