会務報告

3月例会「大阪の歴史と今を楽しむ」

担当委員会:文化・経済委員会
開催日時:平成30年3月23日(金) 11:00~21:10
開催場所:大阪方面 【綿業会館(見学・講演)、ダックツアー、イタリアンレストランsumile】
参加者数:36名

内 容
 2、3日前からの春冷えで、両横窓のない水陸両用バス「ダックツアー」体験の為、天候を懸念しましたが、当日は晴天に恵まれ、商工会議所よりバスで出発しました。車中では「春」の歌を皆で合唱しながら、最初の目的地・大阪船場の綿業会館に到着しました。
 綿業会館は昭和6年、日本綿業倶楽部の建物として、巨額の寄付により竣工されました。国の重要文化財に指定されており、名実ともに戦前の日本の近代美術建築の傑作といわれています。各部屋はイギリス・イタリア様式などそれぞれに違った様式で造られており、華やかな歴史の舞台を彷彿とさせました。
 見学に続いて、大阪大学博士(国際公共政策)河瀬義博氏により『大阪商人の「商い」と「船場」-その源流を探り今日的意味を考える-』と題したご講演を頂きました。ご講演では「船場」だけに留まらず、研究に裏付けされた古代から現代の世相までを語られ、痛快に一言を呈していただき、実りある時を持つ事ができました。
 その後、水陸両用バスに乗って、ダックツアーと呼ばれるバスツアーで大阪見物をしました。地上からは歴史ある大阪を眺め、水上からは数千本の早咲きの桜の中を駈け抜けるという、まさに90分のエキサイティングツアーでした。
 夕食は、水の都大阪らしいロケーションのレストランで頂き、会員相互の懇親を深めることができました。参加者の皆様のご協力のおかげで全行程をほぼ時間通りに運ぶ事ができ、大阪を満喫した一日となりました。