会務報告

第21回七夕チャリティーコンサート
Tanabata Charity Concert 2016

月 日:平成28年7月6日(水)
時 間:19:00〜21:00
場 所:京都コンサートホール 大ホール

内 容
指   揮 :高関 健
オルガニスト :桑山 彩子
管 弦 楽 :京都市交響楽団

曲 目
近藤岳:きらきら星の主題による変奏曲(オルガン独奏)
フォーレ:組曲「ペレアスとメリザンド」op.80
サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調「オルガン付き」op.78

七夕チャリティーコンサート開催趣旨
 第21回を迎える七夕チャリティーコンサートは、地域経済に貢献する女性経済人を目指す、京都商工会議所女性会が行う諸事業の中核に位置づけております。歴史と伝統、比類なき文化を有する京都にふさわしい七夕の夜のコンサートを、ご来場の皆様に心ゆくまでお楽しみ頂くことを願っております。
 なお、このコンサート開催に伴う剰余金の一部は、みちのく未来基金や熊本地震への義援金のほか、本女性会が取り組んでおります環境保全、社会福祉の向上などに活用いたします。

内 容
 第21回コンサートは、日本唯一の自治体直営のオーケストラで今年60周年を迎える京都交響楽団と、ドイツのオルガンビルダーの名門ヨハネス・クライス社製のパイプオルガンとの共演プログラムになりました。
 演奏に先立って、常任首席客演指揮者の高関健氏より、本日のプログラムがパイプオルガンにちなんだもので、作曲者のフォーレもサン=サーンスもパリのマドレーヌ教会のオルガニストであったことを披露されました。その親しみのある丁寧な解説に演奏への期待も高まりました。初めにパイプオルガンの独奏で誰もが知っているキラキラ星のメロディーのアレンジで、その多彩な音色に魅了されました。続いて京響の流れるようなオーケストラのメロディーにうっとりし、最後のサン=サーンスの交響曲ではオルガンとの共演で、あたかもホール全体が一つの楽器になって、その中にいて一緒に共鳴しているような気分になりました。
 アンコールはマスカーニの歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より「間奏曲」で、しっとりとした余韻を残して成功裡に閉幕しました。

後 援
 京都府・京都市・京都商工会議所・京都新聞・KBS京都